2020/10/19

写真仕事編集。方々連絡、癒されない。スタインベックのこと調べていたら安藤百福センターのシンポジウムの面白いPDFみつけてDL。「エデンの東」からエリア・カザン続きで「波止場」。これもとんでもない傑作。マーロン・ブランドを一生好きになる映画。Pen立ち読みしてたら、要さんがでてきて「エルサレムのアイヒマン」紹介してた。こういう縁で読まないとたぶん一生読まないと思って注文。高い。ほんとは読まない気がする。

2020/10/18

朝に風呂入る。日曜日のテレビ。写真編集終わらない。近所のコチンニバースでカレー。スタインベック短編集、「白いウズラ」「逃走」「蛇」。さらにスタインベック特集は続いて、映画「エデンの東」みる。ジェームス・ディーン初体験。動きがうるさくてすごい俳優。今でもすごい面白いし現代にも届く映画なのに、タイトルもしっているし、すぐ近くにあって、でもこれまで約40年間見ないで過ごした。逆にいえば40年の壁を今やっと越えたともいえる。見えない壁にすっかりとりかこまれて生きていることを実感。

2020/10/17

連絡が下手。メールをいつまでも後回しにする。電話はもっとだめ。部屋掃除。トイレにクエン酸スプレー。写真編集。銭湯。銭湯の待合でおばさんグループが坂口憲二の話をしていた。そういえば、坂口憲二ってどうしてるんだろう。難病でいなくなってあれからどうなったんだろう、さあどうなったんだろうねえ、、という話。帰ってスタインベック短編集読む。「朝めし」はわずか5ページ。一度読めば焼き印のように脳に焼き付く最強の短篇。

ありがたいことに、みちのく潮風トレイルの写真展に際して、ハイカーズ・デポの長谷川さんがトークを企画してくれました。youtube配信11/3 19時からやります。

https://hikersdepot.jp/news/10978.html/

2020/10/15

深夜に父の着信にでると救急車からだった。救急隊員の方が説明。サイレンで声がきこえにくい。深夜に目が覚めると熱がでていた父はコロナを疑った。少し考えて救急車を呼んだらしい。落ち着いていて、意識もしっかりしている。検査の結果がでるまで隔離される。検査結果がでるまでだいぶ時間がかかるらしい。面会もできない。この日は一日恵比寿の建築撮影。

 

2020/10/14

銀座松屋8階でせいじと中古カメラ市へ。おじさんの熱気。ライカのレンズ、想定してた3倍の高い値段で買う。自分はそこまでオールドレンズキャラじゃないのではと思い直して、ズミクロン87年製にした。森高デビュー年、台湾では戒厳令が解除、ソ連崩壊にむけて雪崩をうって進んでいく最中のレンズ。せいじは欲しいレンズを隣の客にさらわれたのがずっと気になっている。客の少ない中華屋でハイボール飲んでせいじと別れ、新宿へ。レンズレンタル、注文してた名刺受け取り。いきなり電話あって中林さんと、ガードレールに座ってコンビニコーヒー。

 

 

2020/10/13

​後藤くんと、楽しみにしていた台湾映画「バナナパラダイス」@新宿ケーズシネマ観る。日本初上映というのが信じられない奇跡的な傑作。最高。映画がおわって明るくなると、おそらく中国出身の女性の方が声を出して泣いていた。それを横目に過ぎる。それから後藤くんと夜の神田川を散歩コンビニ飲み。後藤くんは最近よく釣りをしているという。世の中に、本格的に背を向けはじめたのだ。

2020/10/12

​ベルクでみた石丸元章「スタインベックのベーコン」に衝撃。ジョン・フォード「怒りの葡萄」みる。仕事、労働、資本主義。グレーバー「ブルシット・ジョブ」読みはじめ。ブルシット・ジョブとはある仕事に従事しながらその仕事がどうでもいいし、意味がないことを本人が自覚している、自覚しているがそれは口には出さないことになっている、そのおかげで維持されている、そういう類の仕事のことをいう。思っていて、ないことにしていること。宇多田ヒカルが「虹色バス」で「Everybady feels the same」と歌ったそのこと。

2020/10/11

​父から電話、入院しているという。父はもう10年以上前に大腸を手術してから度々食べ物で腸閉塞を起こして入院した。今回はだいぶ久しぶりだった。自分で苦しくてどうしようもなくなって、もう母はいないので、タクシーを呼んで急患で自らを病院に担ぎ入れた。実家にいって必要なもの、スリッパ、髭剃り、喘息の薬をピックアップして父に届ける。うまいものでも食えと4千円受け取る。

2020/10/10

​金木犀の花が雨で落ちた。川の臭い。コンビニ。youtubeでプリンスのライブ。レベッカ・ソルニットの文章わかりづらい。夜のコーヒー。

2020/10/9

​人がゲロを吐きまくっているところにずっといて、彼女は何時間も吐き続けた。彼女は指をつっこむことができないので、自分が指をつっこんで吐かせた。吐きながら笑って泣いていた。また吐いた。生きている、という感触。人の世話をすると、元気をもらう。

2020/10/6

​原稿ムズイ。なんとか送信。コロナで偏りすぎたので仕事の免疫、耐性がなくなって日々が激しくつらい。身体が電車に乗りたがらない。パスモでピッと改札を通るのがいや。ごまかしていけるけどいつまでもそうはいかない。判断が迫られている。

2020/9/29

​急に仕事いろいろあって逃げたい。束の間中央公園の芝生に座る。ケバブ食う。芝生で遊ぶ保育園の子供たちを眺める。もし自分が保護者であれば、怪我をさせてしまう。「全力で、何も起きない一日を。」とは、ビルメンテ会社の広告を駅でみてつらい。可能性の穴をふさいで、未然に防ぐこと。リソースは全てそこに注がれる。それが何よりも求められる結果であること。

2020/9/27

​朝、竹内結子訃報。「リング」思い出す。入ったことないインド料理屋でカレー。外国の空気。カレーで血糖値上がりすぎて眠くなり新宿で「テネット」、ついていけず爆音の中わけのわからないカオス、寝た。帰って相撲、正代、それと翔猿。

2020/9/26

​題材が悪かった。最初からやりなおしの原稿書き。昼は父と食事。近所のカレー屋、コチンニヴァ―ス。席があくまで待つ時間。父の雑なスクワットを見て不安になるが、アドバイスは聞き入られないので、あらかじめ消極的になる。午後は信越トレイルの写真編集。相撲。夜はケーズシネマで小田香「セノーテ」。終わって魚のようにクネクネしてチャリで夜の新宿。

2020/9/25

 

​雨やまない。原稿書けない。手も足も出ない、ビールのみながら相撲ながめて、寝てしまう。

2020/9/24

 

信越トレイルの歩き取材5日間、終了。収穫したての新米買ってきた。やることたくさんたまってる。西新宿のケヤキ、スタバのガラス越しに眺めている。台風が予想よりだいぶ東にそれてるみたい。涼しくなった。

2020/9/16

ドトールでレタスドッグ。小田香の映画反芻。朝からロケハン。車でまわる。ナビが下手すぎて迷惑かける。担当さんととんかつ食う。彼はごはんをおかわりするが、自分はとても無理。それからリハビリ。待合で相撲みてて、やっと呼ばれた。ヨドバシ買い物。信越トレイル撮影準備。秋雨前線にぶち当たる、まただいぶ降られる予報。

 

 

2020/9/15

小田香特集K"sシネマ、今日は入れた。「ノイズが言うには」と「あの優しさへ」の二本立て。とても新鮮。カメラが、映画が現実に介入する。松江哲明思い出す。映画を撮ること。撮ることと編集すること、が彼女の思考を駆動していく。考えること。考えると言葉が整理されていく、整理されると言葉は力強くて映像と重なり合って、きもちよくなる。考えることの、つくることの快感。途中から自分のことばかり考えるからスクリーンに集中できなかった。午後は撮影仕事。カッチーの関西弁と顔が離れない。

2020/9/14

小田香特集K"sシネマ、満員で入れず。明日もチャレンジする。「道草」読書。チャリの半袖の前腕が涼しい。涼しくなったね、というメールもらう。三鷹、ハイカーズデポ。土屋さんにTシャツ良かったと励まされてありがたい。とうとう新しいザック買う。ヘソクリで払う。在庫が残っていた鮮烈な青のザック。青の啓示とみる。最近はグレーや黒ばかり売れるというから、ちょうどよかった。整形外科、診察、リハビリ。人があふれている。いつまでたっても呼ばれない。

 

 

2020/9/13

昨日めずらしくちゃんと仕事したので、銭湯にいく口実が明確。仕事編集。なぜか漱石「道草」読みはじめる。読んだその場から忘れる、ざるのように文章が流れていく。ただ文章の中を通過したいだけかも。大相撲観戦。うどんを食ってお茶をいれる休日。

2020/9/12

昨夜みた「呪怨」のトーク、メモ。人間に向けて映画を作るな、人間は普段人間であること忘れている、ホラーは人間が都合よく遺棄してきたもの、その蓋を開ける。ゆえに批評的である。
爪を切って、久しぶりに時間の長い撮影仕事、仕事すると固まっていた筋肉が動きはじめた。膝の痛みも忘れた。帰って黒沢清「クリーピー」再見。日野一家失踪事件のロケ地をネットで調べて特定。グーグルマップの航空写真、まったく同じ屋根の形状に胸が騒ぐ。風呂でシンデレラ・リバティ熱唱。

2020/9/10

リハビリ。膝がポキポキいう。簡単にはよくならない。図書館で読書。髪切る。サルスベリの花も薄くなってきた。母の写真に合掌、いろいろ報告。まもなく秋になって冬になると年があけたらまた春になるのか。

2020/9/8

整形外科で膝のリハビリ。半月板を痛めている。アザブでスキャン作業。仕事の連絡増えてきた。部屋を掃除してまとめて洗濯。味噌汁つくる。なにもかもリセット。髪切りたい。ピアス穴開けたい。タトゥー入れたい。新しい生活。

2020/9/6

展示の搬入と初日のトークイベントのために仙台名取へ。世の中の流れに、岩陰に隠れ場所をみつけてそこからやり過ごすみたいな。そんな時間ができただろうか。イベントに参加してくださった皆さん、素晴らしい瞬間でした。ありがとうございました。

 

 

2020/9/2

展示搬入2日前。展示の看板まで自分で作る。あーだこーだしてまあこれでいいかも。テキスト考えてまたボツにする。プリント佳境。往生際悪いいろいろ。DVDで届いた「台湾ニューシネマ時代」。観てると胸が熱くなって先に進めない。

2020/9/1

後藤くんがとうとう本を書いて出版する夢を見た。タイトルは「パンゲア」。壮大さに畏れ入ったが、夢だった。胃薬飲む。体調悪いが、さすがに展示の追い込み。ヨドバシに追加で紙買いに行ったり。夕方にようやく調子でてきてプリント作業。これでほぼ出揃ったぽい。

​TRAILSの連載、更新されました。
https://thetrailsmag.com/archives/36857

 

2020/8/31

8月最後。新宿中央公園スタバ。2階でヨガしてる人々。自分はヨガをしないで不健康さをキープ。午後はアザブでハッセルの人たち来てスキャナ検証。ところが先週まで動かなかったスキャナが、今日は何事もなかったかのように快調に動く。なすすべなく皆で沈黙。夜はなぜかリンチのイレイザーヘッドみる。深夜に髭を剃り、薬箱を整理。

2020/8/30

​胃薬飲む。こないだのやまちゃんとの話を反芻。もうコロナ前のような仕方のカメラマンには戻らないだろう。休みすぎて、忘れてしまった。世の中はいつまでも同じじゃないし後戻りもできない。何の理由もなく、突然壊れて突然終わる。それが普通。

 

2020/8/29

チャリすごい暑さ。アザブで展示のトークで配る冊子印刷。しかし、誰が来るのか。来ないだろ。しげさんと雑談それから、焼き鳥屋に流れる。しげさんは聞き上手だから、調子にのってべらべら喋った。参勤交代とVRについて。六本木、夕景マンション。

 

 

2020/8/28

スキャナ、代替え機もおかしくなって事態はさらに混沌を極める。ということでチャリで池袋。アガイでスキャン作業。帰って兄事務所で中標津写真集の連絡、送信。兄はiPadProをもっていて新しいタッチペンもあるから借りに行ったらタッチペンをどこを探してもみつからない。iPadProは全然稼働しておらず、ホコリをかぶって電源すらはいっていない。使わないなら俺のiPadと交換してくれと言ったら嫌だといわれた。釈然としない。
安倍首相辞任会見。相変わらずこの人は何をしゃべっているのか全く話が頭に入らないので、ただ画面を眺めているだけになる。

 

2020/8/27

​暗室機材を預けているやまちゃんの暗室で数枚プリント。なぜかやまちゃんの彼女の実家の3階にその暗室はある。やまちゃんの彼女のお母さんにご挨拶。驚いたことは、プリントするネガを家に忘れてきたこと。やまちゃんと車でとりにいく。久しぶりの暗室作業。やはり銀塩の印画紙は特別と再認識。終わらせて西新宿ロイホ、茂木さんと中標津写真集打ち合わせ。流れで山珍居へ。自分には展示や写真集といった大きな形への欲望や執着がない、ないというか薄い。茂木さんはそれが不思議。欲がないと思われがちだけどそうではない。欲の重心を分散させている。いつかそうなるかもしれない。その時でいい、などと取り繕っている中にけっこうな欲が隠れている。そうして先延ばしが、実現せぬまま死んでしまって構わないという投げやりも見せかけなのか、自分にもわからない。

 

2020/8/23

​午前は引き続き展示プリント作業。プリンターからいいのが一枚でてきた。そのプリントをじっとみる。展示の案内をメールで送信。こういう作業がすさまじく苦手。夕方、若い建築家と両国の現場で打ち合わせ。国技館のすぐそばで驚いた。TOKYO2020をみこして巨大なホテルが国技館の正面と、裏にはアパホテルができている。そして人がいない。旧安田庭園で散歩して、裏路地の中華へ流れる。手持ち、フィルムで建築撮る。どうなるかなあ。

2020/8/22

​午前中は展示の準備。だいじなところが進んだ感。午後はのんびり。カレーつくる。普通のカレー。メルヴィル「白鯨」読書。ジャック・ロンドンから流れができてとうとうこの小説にたどりついた。上巻の半分くらいで、やっと船が出発。やっぱり怖がらずに長い小説読まないとだめだと実感。とんでもなく面白い。

2020/8/21

疲れ切って起き上がれない。

 

2020/8/20

アザブに住んでいた茂木さんとヴェルナーさん夫婦が淡路島に引っ越すので手伝い。深夜。トラック。ノマド村に4日間滞在。垂水の親戚のところにも顔をだして帰ってきた。夏休みの絵日記みたいな日々。ずっとおなじように晴れた。水田の緑と青い空。夾竹桃の花。しげさんと海に浮かんで、魚追いかけた。帰って疲れて起き上がれない。

2020/8/14

 

informationにみちのく潮風トレイルの展示案内を掲載しました。暑い静かな夏、クーラーの部屋でこつこつプリントしてます。

ギャラリーで展示して、雑誌や広告で活躍する写真家という王道のイメージもいまでは解体されて一部の限られた人たちの閉じた文化圏におさまってしまったように見える。コロナもあって、カメラマンという職業もどうなることやら。瓦礫の山のどこを通るかの道はなくて、野良犬みたいにふらふらと向きを定めずに歩けるか。そんなことを考えつつ、みちのくの活動はそのはじまりです。

2020/8/13

 

クーラーの部屋からでてなぜかお台場。自由の女神像をすぎて夕立。雨宿りでビール。カメラおじさんが雇ったモデルにポーズをとらせて撮る風景。ださいカップル。それから西日がさしてきて、丹下健三のフジテレビの大階段をゆっくり登っていく。誰もいない。お台場というディストピアの象徴。廃墟になるのをあらかじめ待っているように見える。

2020/8/12

ずっとクーラー。久しぶりに仕事の営業の人から連絡あって互いに生存確認。部署によっては給料でないまま休業させられたり、やめた人も多いらしい。さながら災害現場からの実況報告。
盆は帰らない。撮影仕事もない。人とも会わない。クーラーの部屋から、たまにチャリで中央公園いったり。映画の「パトレイバー2」みる。なるほど、ひきこもりが遠くから都市の虚妄を眺めて盆などに悦に入れるぴったりの映画。冷笑するおたくを量産してそうだと思いつつ、気づけば自分もその列に加わっているのだった。

2020/8/10

朝、伊集院のラジオで、24枚撮りの写ルンですもって旅行とかいって撮って、現像出したいけど4枚余ってるから、しょうがなく家の前で適当に撮影した写真、今になるとそこにも当時の家の様子が写っていて、写真を捨てることができない、という話。アザブは夏の作業場。世界堂で買った木パネを白く塗る。その横でシゲさんが小さいサボテンをジオラマのように鉢に配置していく。茂木さんは引っ越しの荷詰め。作業おわってみんなで十番繰り出してレモンサワー。

2020/8/9

TOKYO2020の閉会式の日。光る競技場に亡霊たちの歓声。ザハの後ろ姿。本屋にいくとさっそくコロナの人のいない東京を写した写真集がでていて、その隣には東京の廃墟のイラスト集

2020/8/7

朝からクーラー。早稲田松竹で「風の電話」みる。実はロードムービー。震災から8年、今は広島に住む、17歳になったハルが大槌の津波に流された自宅の跡地に辿り着く。悔しくて大きな声を出して叫ぶ。叫んでから、茫然と、しばらくふらふらして、地面にへたりこむ、それをゆっくり西島秀俊がかかえて起こすまでの長回し。むしろ叫んだあとの静かな間延びした時間の方にピークがある。風景をみれば2019年の早春。撮影のタイミングで三陸を歩いていたか、電話ボックスの外に吹く風の音がけっこう強いバランスで入っていて、ちょうどこの風を浴びていたような気になる。

2020/8/6

クーラーつけて、youtubeで南国の海の音を、部屋いっぱいに流す。原稿書けたっぽい。写真も選んだ。また中央公園のスタバへ。芝生で寝転がる。西新宿は中央公園の他にも三井ビルの三角広場やSOMPO美術館など、いろいろ新しくできたので歩く。都知事曰く今年は「特別な夏」。毎日東京を撮影散歩しようか。てはじめに、毎日CMがながれるのに誰もがスルーしている雰囲気がすごいTBSラジオの散歩アプリ「ミミタブ」入れてみた。

2020/08/5

​昨日みたゲンロンのデリダ回、気になったところをメモ。新宿中央公園の工事が終わって新しくなった公園内のスタバへ。スキャナ電話。蝉の声ききながら書き仕事、いい感じ。それからチャリで新宿パトロール撮影。リンガーハットハイボール。アスファルトの熱暑。冷やした桃。

2020/8/3

​西さんと軽井沢の小屋へ。車の中、西さんのコロナ禍中の活動をきく。こういう事態に面して、価値が転倒してしまうものとそうじゃないものがある。後者をそれであると判断して、日頃から粛々と進め続けることに変わりはない。一朝一夕で、いきなり始めてみてすぐにどうにかなるものではない。そういう当たり前すぎる正論を吐くと、車内に空しい風が吹いた。夜は焚火。美空ひばりのナット・キング・コールのカバーアルバムきく。翌朝は浅間山登山。花がよく咲いていた。ツリガネニンジンとウスユキソウが目立つ。たくさん虫に刺された。こういうときかゆくても決してかくな、といわれる。しかしかゆいと感じながら、かかないで耐えるということが、いくら年を重ねても全く理解できない。どうしてもかいてしまう。

2020/8/1

​とうとう晴れた。アザブ、しげさんとしゃがんでメダカ眺める。3匹いる。たがいに寄り添って、距離が離れすぎないように泳いでいるように見える。水面に口をパクパクさせる。展示の準備作業わいわい。タイトルいっしょに考えてもらってスッキリ。今日も大相撲すごい展開に驚き。

2020/7/31

​中目黒へ展示会に。作ってもらうTシャツの仕上がり、とてもいい感じ。ピザとビール、酔ったままニノと電車の中でローベルト・ヴァルザー朗読。ハイカーズデポで新しいシュラフ買う。モンベルのシュラフ10年使い続けた。急いで帰って大相撲観戦。照ノ富士と朝乃山の充実した右4つ対決。その後スキャナの件で連絡あり、うんざりする展開に耐えきれない。飲んで吸う。

2020/7/30

久しぶりにチャリでアザブへ。打ち合わせ。打ち合わせというのがどうも喋り方がおかしい、違う脳の使い方なのか、嘘ついてるみたいに喋る。相澤さんはすごいよく喋れて感心。赤羽橋の坂を少し上った丘に建つ小学校の脇、蝉の声をぬけて弁当買いに行く。帰ってたこ焼き。つげの旅ものひっぱりだしたり、なぜかローベルト・ヴァルザー再読。作品集4から中編「散歩」。ヴァルザーの声が、すぐ隣を歩いているように近い、毎度感動。さて、梅雨明けを迎える準備。

2020/07/29

youtubeで南国の海の音流してしのぐ時間。結局ディランの新譜、タワレコで買う。

「世界をどう見るかで、ぼくたちが何者であるかが決まる。祭りの遊園地から見れば、何もかもが楽しく見える。高い山に登れば、略奪と殺人が見える。真実と美は、それを見る者の目に宿る。ぼくはもうずっと前に答えを探すことをやめてしまった。」ディラン

2020/7/27

久しぶりグリーンビルのスタバで文章書き。客少ない。展示の準備あれこれ、タイトル考えるのが下手。シュラフとレインウェア洗濯。乾燥機にかけた後、シュラフのぬれてだまになった羽毛を延々ほぐす作業。きりがないのに執拗にいつまでも続けてしまう、雑草抜きと同じパターン。

2020/7/26

足の筋肉痛がかつてない立ち上がるのがやっと。今日は日曜日らしい。コーヒーいれて洗濯。ずっとスマホみてる。コンビニに小さいカマキリ。朝の雨から一転、青空と陽射し、梅雨前線のきまぐれに呆れる、暴力的な青空。銭湯。チーカマのビニールをかみ切る。「わたしがここにいるのは誰かの分別とやらに復讐するがためだけ」とディランが歌う。いろんなものを簡単に譲り渡してきた。復讐をはじめよう。

 

2020/7/25

山は3日間ひたすら雨に降られ続けて身体シワシワで餓鬼岳縦走、藪漕ぎだらけパックライナー水漏れしてシュラフが濡れて寝れないし、初心者みたい準備不足丸出しのぐちゃぐちゃ山行。荷物丸ごとシワシワで下りてきて、中房温泉で放心。松本で中林さんに車でひろってもらってなにか松本でおいしいものたべましょうかどこかいいとこありますか、とか話しながらも結局サイゼリヤに入るところがぼくらの中林さん。

2020/7/22

午前中父が部屋にやってきて、朝からひどいおしつけがましさで部屋をかきみだされるので、もうこれはだめだと思って出て行ってもらったのだが、その時点でもう手遅れであり、部屋の空気はおぞましい、取り返しのつかないことになっている。今日から山に行くのでバスの時刻に遅れないように準備しなきゃいけないのが父のことで怒りが延々ループしてきて離れない、バスの流れる景色眺めても消えない。

2020/7/20

カラオケにいる夢。もうあのタバコとエアコンが混じった匂いってなくなるのだろうか。起きてすぐ思いついたことメモ。アザブへチャリ暑い。みちのく展示打ち合わせ。きっとよくなる。その後茂木さんと中標津写真集編集作業あれこれ。秋からいろいろ忙しくなりそう。どうせコロナでズタズタな、どうにでもヤケクソな一年になれ。

2020/07/19

晴れた。日差し浴びる。あたらしいコーヒーミル、豆が砕かれていく音vs洗濯機の音で騒がしい、にラジオの声。うどん食う。銭湯と山の準備。夜は「生きられた家」読む。勉強。

2020/07/18

GO TO キャンペーンの混乱に振り回されて予定がまたキャンセルに。天気はあいかわらずだし、ネットからもつらいニュースが総出で攻めてきて動揺。ほんとに社会はクソで、クソな社会にへこむ。ベケットの演劇みたいな感じ、ほとんど絶望的な状況下の薄皮一枚残った希望のような仕方で、ディランの声がきこえてくる。

2020/07/16

コーヒーミルが壊れた。新しいの買う。去年の梅雨もひどかったが、今年も匹敵。予約していた「建築のことばを探す 多木浩二の建築写真」届く。解説文が今福龍太であることは注文した後に知った。そして「生きられた家」を読み返してみて動揺、またあの「呪怨」の家が。あれは「生きられた家」そのものだから。そして多木が伊東豊雄の「中野本町の家」の空間を「白い闇」と呼んだそれからも、あの白昼の恐怖がまた浮かびあがってくる。

2020/07/14

久しぶりにおさむくんと会って、金柑ギャラリー行ったら休日だった。お茶してから渋谷の恭司さんの展示。駅まで歩いて写真の話。90年代~2000年代前半までの写真の呪縛について。当然、そこを故郷としてとどまり続けるという人もいるだろうが自分はその外部を考えたい。野良犬として歴史の上をどう歩くかだ。おさむくんと別れて映画、ビー・ガン監督「凱里ブルース」。その後、山珍居でみんなで食事。

2020/07/13

アザブへ。またハッセルの人がきてスキャナ修理だす。代替え機でスキャン作業。恭司さんとメールでロスコについていくつか。みんなでいっしょにお昼食う。夜中に目が覚めてしまい、ホラー映画みる。深夜だから余計怖いかというとそうでもない。現代は昼の方が怖い。人々が普通に起きて活動している喧騒のそばに、孤独な空間は無数に散在している。その部屋は昼なのにぞっとするほど暗い。梅雨空に無表情なタワーマンション。都市、即ち廃墟。

2020/07/12

新しいパンツはいて気分よく、一日プリント作業。紙のクセがだんだんわかってくる。色被り除去したり、目が研ぎ澄まされていくと、神経質になりすぎる。「日本蒙昧前史」読了。ひどい世の中になった。ではかつてはどうか、遠近法で美化される声をきくが、やはりひどかった。今のひどさを準備した、そして順調に、今はもっとひどい。

2020/07/11

​餓鬼岳のテント場予約。パンツがくたくたになった。新宿へパンツ買いに。ハッピーソックスとユニクロへ。ユニクロのパンツ色がどれも暗い。つかささんがだいぶ前にパンツはかわいくないとダメ!といってたのが今になって効いてきた。帰って展示用プリント作業。2/3くらい終わり。

2020/07/10

毎日同じような天気で、外に出る仕事がない。白い空、鳥の声。九州は変わらず雨が続いているし、時間が進んでいない。photoに新しい写真をアップ。台湾と韓国の写真が中心。香港が大変なことになって、台湾もこれからどうなるかわからない。中国はすごい洪水、 サバクトビバッタがインドから入り込んだ。韓国はセクハラ疑惑で、ソウルの市長が自殺。

2020/07/9

昼も夜も関係ない、怖くなるくらいよく寝る。夢を見ないから、ただ目をつぶって暗いだけ。寝すぎると視力が落ちる。壊れたスキャナの件で水野さんとやりとり。電話を切った後で、ハッセル側の提案のあまりのひどさに愕然とする。せいじと怒りを共有。磯崎憲一郎「日本蒙昧前史」読む。なんておもしろいんだ。間違えて2冊買った。

2020/07/8

老後という時間をなめてはいけない。仕事がなくなり、連れ合いにも先立たれ、寂しさもありながら、ようやく誰にも制約されない自由な環境は、半ば望んでいたことでもあった。一人で生きていくことにはある程度の自信もあり充実とまではいかないまでも、地味に日々の時間をこなしていくことくらい訳がないと思っていたところが、最近特に、あまりにも時間が遅い、前に進んでいかない。それでいていつも気づけば夕方になっていて短い食事をすませれば、あとは寝ること以外することがない。そのうちにいろんなことが億劫になり、何もしていないのに疲れている。テレビの音はただ宙に消えていくばかりでも、消してしまうと静寂に耐えられない。あれだけ強い憤りを感じていた政権批判の気持ちは、いったいなんだったのだろうか。

2020/07/7

​飲みすぎた翌日は胃薬を飲んで、お粥食う。鳥の声ながす、今日のは別の選んだらウグイスがよく鳴いた。午後、父親が部屋に訪ねてきた。少し声が弱く、表情が薄い。ふらつきがあるらしい、自律神経の問題とも。本を読みたくても眠くなってしまう、椅子が低すぎるのかもしれない。部屋も一人で住むには広すぎて持て余している。自らの生活のスケールに対して環境を調整することが建築家の仕事ではないのか。さっき兄に会ってきたという、調子はどうかときけば、よくないと返ってきた。

2020/07/6

都知事選の翌日、雨が朝から強い。また九州が大変なことになっている。新宿でせいじに木村さんと車でひろってもらう。恭司さんの展示みに山梨のギャラリートラックスへ。ひとりできている女性に声をかけて、いっしょに滝を見にいった。濁流の脇を歩いていく上柿さんの白い服が泥で汚れないかひやひやした。雨は降り続けて、いったんやむと低い雲が動いて、車が山を抜ける頃にはまたよく降った。夜までずっと、音楽と写真の話。

2020/07/5

朝起きてNETFLIX「呪怨」、ふたまわりめ。80年代の後半から物語は始まる。郊外化、核家族化によって、仕事や世間、上の世代とも切り離されて孤立した住環境で事件は起こる。ひとつの一軒家がドラマの舞台になる。だからこれは都市と建築をめぐる物語だ。半開きのドア、ゆれるカーテン、壁に固定された鏡。まどから這入りこむ光。鳴り響く固定電話の呼び出し音で、ゆっくりと植物が目を覚ます。住宅の、不在の気配=霊、は夜よりも昼間により濃密になるかのようだ。学生の頃、郊外に生まれて育ったその周囲を撮影しながら、夜よりも昼間の方が怖いと感じていた。親は仕事やパートへ、子供は学校へ。郊外の住宅地は昼間に静まり返る。配送屋のトラックだけが過ぎる。住宅の窓が半分開いて、白いカーテンが揺れているのが見える。

 

2020/07/4

NETFLIXに三度戻って「呪怨」を観る。夕方になってどうしてもピザが食いたくなり、近くの店に行った。白ワインとマルゲリータを食べながら、なぜかわからないが思い出した。大学時代よく公園で同級生と草サッカーをした。自分は中学高校とサッカー部の経験者として、経験のない人と混じって参加した。中には高校で全国大会に出場した経歴を持つ人もたまに参加していた。彼は決して全力を出さなかった。プロのボクサーが素人を殴ってはいけないという風に、力を抑えて、決して主役にならぬように配慮、少ないタッチで他者にボールを譲っていた。中途半端な経験をもつ自分はいつも全力で素人に対した。汗をかいてボールを奪い、余裕なく最短でゴールを狙いにいった。ゴールを決めて気持ち良くなった。彼と自分とは違う。今でもそんな性向が抜けていないのではないか。

2020/07/3

みちのくの写真プリント作業ずっと。でもコロナの状況次第ではまた延期するかもしれないと半分は思っている。千葉雅也が書いていた鳥の鳴き声の動画、を再生。バーチャルな鳥の声に、現実のカラスが応答する。猫が窓の外を横切る。夜は茂木さん親子と麻布十番の「グレイス」で参鶏湯食う。チャミスルが一本2000円。持続化給付金、もう入ってた。

2020/06/30

ゲンロンの飯沢耕太郎と大山顕の対談途中までみた。飯沢耕太郎にはあきれてしまった。いや、飯沢さん個人の問題ではないか。こんな素朴なおじさんが時代を牽引してしまうという、それが90年代以降の写真をとりまく状況だった、唖然。アザブで作業。スキャナ壊れた。長谷川さんにいろいろ質問して仕事の時間奪う。帰って「夏の娘たち~ひめごと~」みる。

2020/06/29

​みちのく展示用写真プリント、良い感じ。髪切りに行く。髪の色かえた。それから渋谷で映画「はちどり」みる。好きな映画かといえばそうではない、けど良かった。監督は同い年、誕生日は自分と一日違い。映画の設定は1994年、Jリーグ開幕の翌年、W杯アメリカ大会、バッジオがPKはずして、金日成が死んで、ソウル聖水大橋が崩落した。ユニの母親役は「息もできない」の主人公の姉役だった人、あと塾の先生はホン・サンス「それから」の不倫の女役だった人。塾には生徒が二人だけ。黒板に対面しないで、黒板に対して左向きに、二人が縦に並んでテーブルに座る。二人の向かい、窓の下にはサボテンの鉢が置いてある。小さな部屋の親密な位置関係。映画館でたら光がきれいで歩く。いい写真撮れた。きれいなアカメガシワみつけた。

2020/06/28

午前中に事務作業乱れ打ち。定額給付金と持続化給付金を両方申請。こんなのでお金もらえるのでいいのか。通販でたくさん注文。雨がやんだ。シベリアは38度。北極域の永久凍土が溶けると、そこから古いものがたくさん出てきて、太古のウィルスも放出されているらしい。3万年とか4万年前分くらいでてくる。午後も頭が事務作業モードが抜けない。残っていたジェノベーゼソースでパスタ。アスパラ入り。

 

2020/06/27

最近出た、ピチカートワンのライブアルバム「前夜」聴く。CDが欲しくなって注文。耳慣れない小西さんの声。ピチカートファイブは当時は大人の音楽すぎてわからなかった。ソロ活動になってからはやたら追いかけて聴く。どこかが欠けていて。欠けていることが条件となって成立している音楽。それが都会か。音は空間を埋めない、寒々しい。雪が降って、部屋の中は暖かい。気密性の高すぎる、ビジネスホテルの部屋。窓の外の景色。未完成な感じ。曲は不安定なコードで、切れるように終わる。写真みたいだなと思う。

2020/06/26

暑いなかチャリで久しぶりにアザブをいったりきたり、財布忘れて取り返ったり。Tシャツにしてもらう写真選びの打ち合わせ。エレベーターミュージック、もしくはチェーンのカフェの壁にかかっている風景に同化した絵画みたいな、匿名的でもの哀しい写真が選ばれた。できるのはまだだいぶ先。夕焼けがよく焼けている。帰りにひさしぶりにレモンサワーと五目海鮮焼きそばを食べに行く。店内は金曜日で人多い。みんな賑やかにしゃべっているが、ふいに自分はここにいる人たち誰とも話が合わないはずだ、という暗い確信におそわれる。店員が「右側から失礼します!」と大声で五目海鮮焼きそばを運んできた。右側と言わなくても声の向きでわかると思うがそれが丁寧な接客だと思ってるのだろうか。悲しい。

2020/06/26

​ミステリマガジンの荒俣宏の連載に自分が和歌浦を撮った写真が使われる、という時空の歪みが起きた。福澤諭吉の評伝小説で今回は和歌浦が舞台になるという。和歌浦は和歌山のすぐ南にある海辺の景勝地。海の上に小さな島が浮かぶ。そこに石橋が渡してある。島にはあしべ屋という元は旅館だった建物が今も保存されていて、そこには数々の文人が泊まった記録が残っている。鶴が飛んできて歌にも詠まれた。そこの文化事業に自分も撮影で数年関わってきた。荒俣さんだから、小説にはよく知った和歌浦の風景が「神の島」とか「異界」とかいった言葉で描写される。南方熊楠もここに研究で通った。荒俣さんも熊楠の足跡を追ってここに辿り着いたという。そんな時間の網目の中で一瞬、袖がふれたわけだった。

2020/06/25

久しぶりの人から連絡がいくつか。フリーの人で、コロナ期で自分を振り返っている。そんなに仕事ばかりしてもしょうがないと気づいたという。蒲原有明「夢は呼び交わす」読む。ひとりで静かな時間を過ごせば、おのずと複数の声が自分のなかからおこってきて、それらが呼び交わしはじめる。長いこと忘れていた声を、あるいは気づいていても、耳を貸さないようにしていた声、をきく。

2020/06/24

禁酒、静養の日々。7月の予定いくつか。仕事ないから楽しいことしかない。めんたいこ、お茶漬け、細い海苔。若い友人に贈るプレゼント悩む。

2020/06/23

​うまく食べれないので東北切り上げて帰ってきた。お粥つくってしのぐ日々。胃カメラでみてもらうも特にはっきりと炎症があるわけではない。麻酔最高。ふらふらして気持ちいい。すると今日はうどんが食えた。徐々によくなっているか。夕方西さん来た。西さんはイベント系のカメラマンだから見通しがたたない。第2波は想定しておいたほうがいい。その時は給付金は期待できないかもしれない。何か別のことを考える必要がある。自分もいっしょに考えてみる。しかし妙案は何も浮かばず。駐車場の料金を気にして、早めに帰っていった。

 

2020/06/19

​しばらく東北へ。腰の痛みはひいた。栗の花が満開。車の窓をあけて匂いを吸い込む。このいやらしい匂いが梅雨どきのむっとした空気にぴったりだといつも思う。展示の打ち合わせ。あっさり方針きまり。それから久しぶりに歩こうと名取を出発したはいいけど調子良くない。食べ物を噛んで飲み込む、飲み込むことはできて、その少し先で詰まる感じがする。水で流そうとすると余計に詰まって行き場をなくすから上に出てこようとする。少しだけ吐いて、待つしかない。だから集中してよくかんで慎重に飲み込まなくてはならない。そうするとパンひとつ食うのにだいたい15分くらいかかった。

 

2020/06/16

​撮影で静岡へ。晴れてるが富士山は霞の向こう。富士吉田の煙突は製紙工場。静岡人のソウルフードらしい"さわやか"のハンバーグ。焼津のとんでもない干物の撮影。焼いた干物もいただく。重い荷物のせいか、どうもおかしい、腰を痛めた。終わりまで痛くないふり。帰りは深夜のコピペした、CGみたいにトラックが列をなして過ぎる、東名ナイトクルージング。

 

2020/06/15

​わけあって井上陽水の、特に70年代の曲の歌詞にざざっと目を通す。曲も聴いてみる。はじめて出会う曲。ロイホで買ったホットケーキミックスでホットケーキ作る。ソーセージを焼いて、サラダも添えたワンプレート。雑事いろいろすませて、近所のサボテンの写真を撮る。暑いし電車でアザブへ。少し芝公園散歩。巨大なタブノキ見上げる。長谷川さんにいろいろ教えてもらって、この週末、東北を歩く計画。

2020/06/14

小雨の中、東京都写真美術館へ。ファッション写真の展示。内容のボリュームのなさに驚く。森山大道はみるのやめた。それより写真美術館の裏側、駅と反対側のエリアが前から好きで、いつも歩く。特に今日は雨に濡れて、人がいなくて、たまに車が通る。大きな茶色いマンション。赤い花びらがたくさん落ちたりしていた。

2020/06/12

強い雨で窓を閉め切り、昼に家でラーメン食べたら3時間も昼寝した。昨日夜におぼろげに思いついた、花の写真と自転車の写真を組んでphotoにアップ。夜はゲンロンの隈研吾の鼎談みる。所沢の角川武蔵野ミュージアム、今度行ってみよう。隈研吾は獣医をめざしていた、猫が好き。神楽坂の猫にGPSをつけてその足跡を追う。あと大倉山出身だそう。ついこないだ仕事でいったばかり。暑い日で、急な坂を登り、山の斜面から一面に広がる静かな住宅地を眺めた。どの家も主張はしない、優しすぎる色。

2020/06/11

暑くて裸。仕事の連絡増えてきた。コロナ期に普段よりはいろんな音楽聴いたせいで、iTunesのプレイリスト(Chill Mixしかきかない)の自動選曲脳が、成長、洗練されてきたらしく、いい曲多い。Oriorというのと、brooks and o'haganに反応してみた。後者はGhost Boxレーベル。いまGhost Boxにはポール・ウェラーがいるらしい。

2020/06/10

JMT2014の写真アップ。あらたに今年フィルムスキャンしたリミックス版。自分でも見たことなかった写真が掘り出された。スライドで30枚くらい。それから恭司さんワークショップの展示に参加したときの写真もアップ。自分でも謎のセレクトだけど意外によくできていて、もっと写真足そうと思ったけどやってみたら難しかった。

ジャック・ロンドンの評伝「馬に乗った水夫」読む。「北国の帝王」の、車掌のシャックがロープに杭をしばって車両の底面攻撃するやつ、本にでてきて興奮!大叔父の翻訳を読むのはじめて。

2020/06/9

Webを移転しました。まだ建設中ですが見切り発車、すこしずつアップデートしていきます。日記も続ける予定です。これまで無理にDream WeaverでつくってきたのをWixというWebサービスに移行。作るの簡単だし、更新のしやすさ、モバイル対応、いろんなアプリの実装などなど、だいぶ環境がよくなる。ほんとは経費も節約できると思ったけど、Wixの写真表示アプリが中途半端すぎてクソで後悔しかけて、それからいろいろ試してみると、結局有料のアプリを使わざるをえないことがわかり、そんなに節約にはならなかった。このコロナでSNSが雑音すぎて余計に苦手になり、Twitter以外は開くこともしなくなった。とはいえフリーで働くから微弱発信は必要、としたらWEB上で自分だけの、誰にも邪魔されない場所を確保して、後衛に退きながらも弾を撃ちつつ、どうしたらうまく引き籠れるか、ということを考える。

トップは韓国で撮った写真。白いバンみたいな車に小さく貼られていた。控えめな闘争の姿勢として。

 © 2020 Yuji Nakajima 

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